そんなことより聞いてくれよ Vol.1 『ハッピー・サッド』 うれしいのに悲しくなるような あなたはとても不思議な恋人 そんなユウツな顔してたら もう何にも話せなくなる 誰かに恋して またフラれたんでしょ happy sad 本当におかしな仇名ね 不思議なポーズ気取ってる ゆうべ手に入れて ふたりで聴いた レコードの裏おもて 退屈なラヴソングと 憂鬱なジャズと 真夜中のターンテーブル ただ廻り続ける 踊りたくなるようなソウル・ミュージック 永遠に続く いつだって happy sad あなたとふたりなら いつだって happy sad あなたを愛したら いつだって happy sad 泣いてるの?嘘よ、笑ってる 天気雨みたいな、そんな恋人 あなたは そんなユウツな顔してたら もう何にも話せなくなる あんなにふざけてたくせに ふさぎ込んでる 真夜中のターンテーブル ただ廻り続ける 踊りたくないなら ひとりで踊る いつだって happy sad あなたとふたりなら いつだって happy sad あなたを愛したら いつだって happy sad 真夜中のターンテーブル ただ廻り続ける 踊りたくなるようなソウル・ミュージック とつぜん終わる いつだって happy sad [作詞・作曲・編曲:小西康陽  オリジナル・シンガー:ピチカート・ファイヴ  歌:明智小五郎  発売日:1994/4/21] 『人として』 遠くまで見える道で 君の手を握りしめた 手渡す言葉も 何もないけど 思いのままに生きられず 心に石の礫なげて 自分を苦しめた 愚かさに気付く 私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ 人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない 夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに途切れてしまう ひざを抱えて うつむくことばかり 鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど 翼は愚かな あこがれと気付く 私は大地に影おとし 歩く人なんだ 人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない それでも人しか 愛せない [作詞:武田鉄矢 作曲:中牟田俊男/千葉和臣  編曲:大村雅朗  オリジナル・シンガー:海援隊  歌:伊能四郎  発売日:1980/11/5] 『WOULDN'T IT BE NICE(素敵じゃないか)』 Wouldn't it be nice if we were older And we wouldn't have to wait so long And wouldn't it be nice to live together In the kind of world where we belong You know it's gonna make it that much better When we can say goodnight and stay together Wouldn't it be nice if we could wake up In the morning when the day is new And after having spent the day together Hold each other close the whole night through What happy times together we'd be spending I wish that every kiss was never-ending Wouldn't it be nice Maybe if we think and wish and hope and pray it might come true Maybe then there wouldn't be a single thing we couldn't do We could be married And then we'd be happy Wouldn't it be nice You know it seems the more we talk about it It only makes it worse to live without it But let's talk about it Wouldn't it be nice Good night, baby Sleep tight, baby [作詞・作曲:Tony Asher  編曲:Brian Wilson  オリジナル・シンガー:The Beach Boys  歌:明智小五郎  発売年:1966/5/16] 『鏡の中の私』 鏡に映った 私は誰なの 私と姿も同じ あなたに尋ねてみたいの いろいろ ホントの私のことを Through the Looking Glass 私は何 知りたい少しだけ Through the Looking Glass 私は何 知りたい少しだけ 鏡の中へと 私は入るの 怖さをこらえてひとり Through the Looking Glass そうよここは 私の世界なの Through the Looking Glass そうよここは 私の世界なの Through the Looking Glass 鏡の世界で わかってきたのよ 私が何だか少し 今まで知らずに生きてきたこの世も ちょっぴり わかってきたわ Through the Looking Glass また来るわね 秘密の世界なの Through the Looking Glass また来るわね 秘密の世界なの Through the Looking Glass Through the Looking Glass Through the Looking Glass [作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ  編曲:ミッキー吉野  オリジナル・シンガー:アグネス・チャン  歌:伊能四郎  発売日:1979/3/30] 『男よ』 酒粕をなめて 酔ったふりする 寂しい男は 好きな女に好きとも言えぬ 蹴った空き缶 空しく響く 鏡の中の自分に 笑って見せる ぎこちなく ※ 完璧な毎日など ないない あり得ない 曇りもあれば 雨もある ステップ次第で 晴れる日もあるさ 君と踊る ダンスのように アーアー…ムゥー…アーアー 男は耐えて ぐっとこらえて 涙は見せない 今では遠い昔の話 言った女に心を魅かれ 鏡の中の自分に 笑って見せる ぎこちなく ※ くりかえし 完璧な愛や恋など ないない あり得ない 黄昏あとに 開く花 香り漂い 世界も変わるさ 君と踊る ダンスのように アーアー…ムゥー…アーアー [作詞・作曲:杉良太郎  編曲:若草恵  オリジナル・シンガー:杉良太郎  歌:明智小五郎  発売日:1998/4/22] 『河原の石川五右衛門』 アチチッチ アチチッチ… 呼々! 河原の石川五右衛門 あちらと思えば 又々あちら 素早い人ネ 千両箱 小脇に抱え 屋根から屋根へ ニキビがとれて スッキリしたと 煙管を銜え チョイト 石鬼さん 手の鳴る方へ 財宝 盗む早業は 噂通りだわ あなた 石川五右衛門 惨め! あなたは惨め! あなたはイチコロでダウンよ もう 釜茹 煮え湯に溺れる S・O・S! S・O・S! ほらほら呼んでいるわ 京の河原では五右衛門 ピンチ 石川! 石川! アチチッチ アチチッチ… 呼々! 河原の石川五右衛門 悪のり浅はか 取り縄浴びて≪御用≫の嵐 あちらの堤燈 こちらの堤燈 ウインク投げて 夜中になったら あなたの屋敷忍んで行くよ チョイト 石さん イイ気なものネ びっくりさせるテクニック 腹が減る程よ あなた 石川五右衛門 惨め! あなたは惨め! あなたはイチコロでダウンよ もう 釜茹 煮え湯に溺れる 五右衛門! 五右衛門! いつも いつも いついつまでも ハリケーン 石川五右衛門ヨ! UFO! [河原の石川五右衛門   作詞:阿久悠/大瀧詠一 作曲:都倉俊一   編曲:多羅尾伴内   オリジナル・シンガー:オシャマンベ・キャッツ  渚のシンドバッド   作詞:阿久悠   作曲・編曲:都倉俊一   オリジナル・シンガー:ピンク・レディー  歌:伊能四郎  発売日:19788/11/25] 『やぁ、調子はどうだい』 ※ Sha la la la la la la Sha la la la la la la   Sha la la la la la la Sha la la la la la la…   You're not so young,baby いつだって陽気に振る舞う君は 幾度となく僕の視界に 大勢の中に紛れ込んで さり気ない顔して入ってくる チャンスの欠片を逃すまいと 全ての事情に首を突っ込み 自分の事情は一つも無いのに 我がもの顔ができる、その日まで 探り合い、そして警戒しあい 相手の出方を伺うには、もう 多くの時間が流れ過ぎた そんな君は決して若くはない ※ repeat 夜もすがら、君はゆっくりと 顔きめて、ほら登場してきた 人込みをまったく気にしない素振り 今日の君の目はちょっと違うぜ 挨拶をしても気づかないようだ それでも君の虜になるのさ どうやら君も何かの虜に 一糸纏わず情熱の下に 確固たる意識の無いルールを持ち 何言う事なく急に起きて 何する事なくまた寝につく そんな君は決して若くはない 抱きしめてあげる程 タフじゃない君なのさ ジョークを放つたびに 戸惑いを見せるのさ ※ repeat かしこまり口調で喋る君は いつだって誰より一番乗り 列から離れて辺りを見回し 声をかけるタイミングを計り 狙った獲物は絶対逃さず 音も立てずにピッタリと背後に 必要以上に盛り上がる 生産手段、行き過ぎの協調 不安の風に煽られながら 二流の風に煽られながら 週末の電車、独り帰る そんな君は決して若くはない 抱きしめてあげる程 タフじゃない君なのさ ジョークを放つたびに 戸惑いを見せるのさ [作詞・作曲・編曲:TOKYO No.1 SOUL SET  オリジナル・シンガー:TOKYO No.1 SOUL SET  歌:明智小五郎  発売日:1998/4/22] 『5月の別れ』 風の言葉に諭されながら 別れゆく二人が五月を歩く 木々の若葉は強がりだから 風の行く流れに逆らうばかり 鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり 残された青空が夢をひとつだけ あなたに叶えてくれる いつか遊びに行きたいなんて 微笑みを浮かべて5月の別れ 月と鏡はおにあいだから それぞれにあこがれ 夜空をながめ 星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて 眠りから醒めながら夢をひとつだけ あなたに叶えてくれる 果てしなく星達が訳もなく流れ去り 愛された思い出に夢をひとつだけ あなたに残してくれる [作詞・作曲:井上陽水  編曲:佐藤準  オリジナル・シンガー:井上陽水  歌:伊能四郎  発売日:1993/3/19]