そんなことより聞いてくれよ Vol.2 『昨日までの君を抱きしめて』 心はいつでも不安だらけで 何かをするときも自信がない この世界中のすみっこからきっとどこかに 抜け出せる出口が見つかるはず 風にずっとずっとずっと祈りを込めて 変わらないものと出会うために歌い続ける 「さよなら」と昨日までの君を抱きしめて おとなに近づいてゆく不思議な気持ちさ いいかげんな奴だと言われてるけれど ほんとうのことなんて誰も気づかない ふりまわされたってどうってことはないだろう 大切な君だけが知っているから 街をずっとずっとずっと遠く離れて 枯れた空のかなたまで羽を広げて いつかきっと誰もが見つける 鮮やかな夜明けまで 僕らはもっと幸せになれるはずだろう そうだろう? 君とずっとずっとずっと歩き続けて ゆるみかけてる空の下で靴を鳴らして 心はいつでも不安だらけで 何かをするときも自信がない この世界中のすみっこにもきっとどこかに 抜け出せる出口が見つかるはず 「さよなら」と昨日までの君にキスをして ほんの少しだけ涙がこぼれてきた 「さよーなら」と昨日までの 「さよなら」と昨日までの君を抱きしめて 「さよーなら」と昨日までの 「さよなら」と昨日までの君を抱きしめて [作詞・作曲:佐野元春  編曲:CHOKKAKU  オリジナル・シンガー:猿岩石  歌:伊能四郎  発売日:1998/3/18] 『春〜spring〜』 けぶる木漏れ日浴びふと気付く 春風の奥思い出す 揺れる笑顔あとわずかな時間 近くにいたかった それでも あぁ 同じ視点で見ている世界が あぁ 二人ビミョウにズレてた 遠く 見つめ ポツリ 「じゃあね」 今は 同じ おひさまの下 目を覚ます こういう夢ならもう一度逢いたい 春が来るたびあなたに逢える そういう気持ちで チクリと心が痛む 通り見渡せばふと気付く 花の色から思い出す 同じ夢を夢見てたあなた 誘って連れ出した それから あぁ 長い時間をかけても それでも あぁ 世間が愛想つかせても 授業よりも 食事よりも もっと大切なコト 「私…歌が好き…」 こういう夢ならもう一度逢いたい 春が来るたび大きくなれる そういう気持ちを 忘れずにいたら 強く生きられるような気がして 雪がやんで 寒さも消え 今年もあの季節が来る あぁ春が来る こういう夢ならもう一度逢いたい 別れの季節も好きになれる いっぱい話した思い出がひらり いつでもよみがえらせれる こういう夢だしもう一度懸けたい いつか… [作詞・作曲:たくや  編曲:佐久間正英&Histeric Blue  オリジナル・シンガー:Histeric Blue  歌:明智小五郎  発売日:1999/1/21] 『春一番』 雪がとけて川になって流れて行きます つくしの子がはずかしげに顔を出します もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか 風が吹いて暖かさを運んで来ました どこかの子が隣の子を迎えに来ました もうすぐ春ですね 彼を誘ってみませんか 泣いてばかりいたって幸福は来ないから 重いコートぬいで出かけませんか もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか 日だまりには雀達が楽しそうです 雪をはねて猫柳が顔を出します もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか おしゃれをして男の子が出かけて行きます 水をけってカエルの子が泳いで行きます もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか 雪がとけて川になって流れて行きます つくしの子がはずかしげに顔を出します もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか 別れ話したのは去年の事でしたね ひとつ大人になって忘れませんか ※ もうすぐ春ですね   恋をしてみませんか ※ くりかえし [作詞・作曲・編曲:穂口雄右  オリジナル・シンガー:キャンディーズ  歌:伊能四郎  発売日:初出…アルバム「年下の男の子」1975/4/21      シングルカット…1976/3/1] 『天気読み』 上昇する気温のせいでロードショーは続き 不安と第6感について君もきっと勘づいている ほんの少し傷つけあうために待っている恋人同士と 何言ったって裏返っていく彼や彼女 君のいっつも切り過ぎの前髪のような 変な気持ちだってどうにかなってゆく 感情過ぎ去ってった僕の赤いダイアリ 予言を続けてる天気 君はずっと信じないけど 真っ白な壁ぶち当たる彼ら 何という言葉もないまま 嫌な返事ってのだけ狙ってるから 僕のいっつも荒れ過ぎの唇離れた 新しいフレーズが君に届いたらいい 雨のよく降るこの星では 神様を待つこの場所では 木も草も眠れる夜が過ぎるから 君にいっつも電話をかけて眠りたいよ 晴れた朝になって君が笑ってもいい 星座から遠く離れていって景色が変わらなくなるなら ねえ本当は何か本当があるはず 明りをつけて眩しがるまばたきのような 鮮やかなフレーズを誰か叫んでいる [作詞・作曲・編曲:小沢健二  オリジナル・シンガー:小沢健二  歌:明智小五郎  発売日:1993/7/21] 『プール・サイド・ミュージック』 切り取った季節テーブルに並べた 目の覚めるようなプール・サイド・ミュージック 鳴り続ける/眩しい太陽の日差しに 重いまぶたをゆっくりとあげる/何度も無駄に過ごした 午後が窓からこぼれ落ちる/あの雨雲が過ぎれば ほら風向きも変る/差し違えたコードたどるように また君は話し始める/半袖のシャツじゃまだ少し寒いけど いつかおぼえたプール・サイド・ミュージック/口ずさむ 切り取った季節テーブルに並べた 目の覚めるようなプール・サイド・ミュージック 鳴り続ける/見えないこまを進めるだけのばかげたいつも のゲーム/行方もわからないまま/水に映った音を探す この空気もやがて/深いオレンジに染まる やりきれない言葉放り投げて/まだ早い夏を祝おう 半袖のシャツじゃまだ少し寒いけど いつかおぼえたプール・サイド・ミュージック/口ずさむ 切り取った季節テーブルに並べた 目の覚めるようなプール・サイド・ミュージック 鳴り続ける [作詞・作曲:大橋伸行  編曲:ブリッジ  オリジナル・シンガー:ブリッジ  歌:伊能四郎  発売日:1994/6/1] 『裸の王様』 耳をすましてごらん歌が聞こえるだろう 裸の王様がやって来た やって来た やって来たゾ 裸の王様はズンタカタ ズンタカタ ズンタカタッタ  みんなに幸せふりまいて  シャボンの夢につつまれて  ゆかいな話聞かせて  大きな声で ワッハッハ! 裸の王様がやって来た やって来た やって来たゾ 耳をすましてごらん歌が聞こえるだろう 裸の王様がやって来た やって来た やって来たゾ 裸の王様はラッタカタ ラッタカタ ラッタカタッタ  マントをぱっと広げて  遠くの国に旅をして  友だちたくさん見つけて  おまつりみたいに ワッハッハ! 裸の王様がやって来た やって来た やって来たゾ 耳をすましてごらん歌が聞こえるだろう まぶたを閉じてごらん 夢を見せてあげる  悲しい人に微笑みを  寂しい人にぬくもりを  涙をかわすジュモンは  星空見上げて ワッハッハ! 裸の王様がやって来た やって来た やって来たゾ 耳をすましてごらん歌が聞こえるだろう まぶたを閉じてごらん 夢を見せてあげる [作詞・作曲・編曲:東京バナナボーイズ  オリジナル・シンガー:東京バナナボーイズ  歌:明智小五郎  発売日:1991/9/21] 『陽はまた昇る』 夢を削りながら 年老いてゆくことに 気が付いた時 はじめて気付く空の青さに あの人に教えられた 無言のやさしさに 今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは燃えながら暮すこと 冬晴れの空 流れる煙 風は北風 鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ 息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外 もしかして言わなければ 別離ずにすむものを それでも明日の貴方の為に あえて言おう“さよなら”と 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは燃えながら暮すこと 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは燃えながら暮すこと 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す [作詞・作曲:谷村新司  編曲:青木望  オリジナル・シンガー:谷村新司  歌:伊能四郎  発売日:1979/6/5] 『LOOPな気持ち』 なつかしい気持ちで 坂道をのぼるころ 私は女の子だけども 負けたくはないの 彼女や彼のため 彼は彼女のため それだけが毎日のバイブルとか プライドじゃない いつだって悩みはある 明日につながること しよう!! 雨が降る前に 駅まで走りだす 街々を走る 環状線 同じ時刻にホームで待ってる 嫌われず誰からもいい子だって言われて 犬を散歩につれていって 明るくふるまう * すこしだけまちがってる あなたには知ってほしい 見てほしい一瞬を 写真よりほんとの一瞬 平凡なライフスタイル とても平凡な家庭と 歌いほうだいのボックスで 今日もこの前と 同じ曲うたって どうしてつまらない? 環状線 のりかえて 景色変えたい ループしたくない!! ささやかに過ごしたいのは 対岸にいたいだけ 負けたくないのならば 息をひそめてしゃがんだり したくない すこしずつ 大人になって ドアがしまる ボタン1つ かけちがえても きっと気持ちどこかゆれる * REPEAT [作詞:小室哲哉  作曲・編曲:日向大介  オリジナル・シンガー:トーコ  歌:明智小五郎  発売日:1998/4/17]